気ままにブログ

現役SEが思いついたことを気の向くままに書いていくブログです。

[バイナリーオプション] 2024/01/08 [CHFJPY][勝ち]

こんにちは!

 

2024/01/08のバイナリーオプション取引記録です。

 

本記事の目次は以下のようになっています。

1. 取引概要

今回の取引の概要は以下です。

 

通貨:CHFJPY

時間:16:50

種別:Low

結果:勝ち

 

2. 取引におけるポイント・根拠

以下に今回の取引におけるポイント・エントリー根拠を記載します。

 

15分足

今回の狙いは15分足レベルの戻り売り局面に対するLowエントリーです。

15分足の流れを以下の画像のようにイメージし、一時的に売りが入ることを見込んでLowエントリーをしています。

 

 

エントリーしたポイント付近には、

  • 15分足押し安値の抵抗
  • 15分足の波に対するフィボナッチの半値付近
  • 下向きの中期MAの押さえつけ

があることを主に根拠としてエントリーしています。

 

注意点として、1時間足の流れは以下のように押し目買い局面であることは認識しておく必要があります。

 

 

1時間足は押し目買い局面であるため、1時間足は買いが強くなりやすい状況です。

上記に記載したエントリー根拠がある場合でも、勢いがあまりにも強い場合にはエントリーしない方が無難 or エントリー金額を下げてリスク管理を行うことをお勧めします。

 

以上が、基本的なエントリー根拠です。

エントリー画像を以下に掲載しておきます。

 

 

基本自身の記録用ですが、参考にしていただけたら幸いです。

では。

MIRACLE LINUXにZabbix 6.0をインストールしてみよう!【Part 1】

こんにちは!

今回はMIRACLE LINUXへのZabbixのバージョン6.0インストールについて書いていきます。

 

本記事の目次は以下のようになっています。

 

1. Zabbixについて

1.1 Zabbixとは

Zabbixjは様々なネットワーク機器、サーバー、仮想マシン、アプリケーション、Webサイトなどのインフラシステムに対する「統合監視ソフトウェアです。

障害の検知に対する通知はもちろん、アクションを設定して障害時に自動的に再起動を行うなどインフラシステムの簡単な自動化にも対応しています。

OSSとして配布されており、誰でも簡単に入手・利用可能です。

 

1.2 Zabbixの構成

 Zabbixには以下のような構成要素があります。

  • サーバー
  • データベース
  • エージェント
  • プロキシ
  • Webインタフェース

監視サーバーとして必要なのはサーバー・データベース・Webインタフェースの3つであり、監視対象にエージェントをインストールすることによって対象を監視することができます。

 

プロキシは大規模なインフラシステムを監視する場合に、サーバーの負荷を軽減するための構成として使用することが多いので、小規模な監視システムでは基本的に必要ありません。

 

2. Zabbixインストール

ここから実際にZabbixをインストールしていきます。

2.1 今回の構成

今回インストールするZabbixは以下のような構成とします。

  • Zabbixサーバー:1台(MIRACLE LINUX)【本記事はここまで】
  • 監視対象(クライアント):1台(Ubuntu

 

2.2 インストール

実際のインストールはZabbix公式のインストール手順に則って行います。

手順のページは以下からご覧ください。

www.zabbix.com

 

まずはプラットフォームを選びます。

Zabbixのバージョンは6.0のLTSを選択します。

OSディストリビューションにはMIRACLE LINUXはありませんが、MIRACLE LINUXRHELのクローンですので今回は「Red Hat Enterprise Linux」を選択します。

OSバージョンは9、MIRACLE LINUXは監視サーバーとしてインストールするためコンポーネントととしてServer、Frontend、Agentを選択します。

データベースはMySQL、WEB SERVERはApacheとします。

 

次に、Zabbixレポジトリをインストールします。すでにEPELをインストールしている場合は、パッケージからZabbix関連のパッケージを除外するかEPELレポジトリ自体を一時的に無効化します(今回はEPELレポジトリ自体を無効化)。

エディタでレポジトリファイルを開き、「enabled=0」に変更します。

# vi /etc/yum.repos.d/epel.repo

 

EPELレポジトリを無効化したら以下のコマンドにて、Zabbixのレポジトリをインストールします。

# rpm -Uvh https://repo.zabbix.com/zabbix/6.0/rhel/9/x86_64/zabbix-release-6.0-4.el9.noarch.rpm

 

Zabbixレポジトリをインストールしたら、サーバーに必要なパッケージをインストールします(記載以外にも依存関係パッケージがインストールされます)。

# dnf install zabbix-server-mysql zabbix-web-mysql zabbix-apache-conf zabbix-sql-scripts zabbix-selinux-policy zabbix-agent

 

Zabbix公式の手順ではここからDBの初期設定に入りますが、OSのインストール状況によってはDBがそもそもインストールされていないと思いますので、先にDBをインストールして起動しておきます。


DBをインストールして起動まで確認できたらDBの初期設定を行います。

DBの初期設定は、Zabbix用のDB作成・DBアクセス用のユーザー作成/権限付与を行います。

 

DBの初期設定が終わったら、以下のコマンドにてDBに必要な初期情報をDBに展開します。

# zcat /usr/share/zabbix-sql-scripts/mysql/server.sql.gz | mysql --default-character-set=utf8mb4 -uzabbix -p zabbix

 

DBへの初期情報展開が終わったら、DBのバイナリロギング設定を無効化します。

DBのバイナリロギングの詳細は以下のMySQL公式マニュアルから確認できます。

バイナリロギングは、レプリケーションを使用している場合とデータのリカバリ操作時に必要とされる場合があるようですが、有効にするとDBのパフォーマンス自体が低下するようです。

今回は検証用の構築かつレプリケーションは利用していないので、Zabbixの公式マニュアルにもある通り無効化しておきます。

dev.mysql.com

 

上記設定が終わったら、Zabbixサーバーの設定にあるDBパスワードを設定します。

# vi /etc/zabbix/zabbix_server.conf

 

ここまでできたら必要なサービスを全て再起動します。

# systemctl restart zabbix-server zabbix-agent httpd php-fpm
# systemctl enable zabbix-server zabbix-agent httpd php-fpm

 

サービスが起動して正しいポートでリッスンしていることを確認します。

# netstat -ntpul

 

ここまでで正常にインストール・起動が終了していればWebインタフェースの初期画面にアクセスすることができますので、ブラウザにて「http://localhost/zabbix」にアクセスします。

上記URLにアクセスすると、以下の画面が表示されます。

デフォルトの言語で「日本語」を選択し、「次のステップ」をクリックします。

 

前提条件のチェック画面で全ての項目がOKになっていることを確認し、「次のステップ」をクリックします。

 

データベースの接続設定画面で必要な情報を入力し、「次のステップ」をクリックします。

基本最初から入力してある情報で問題ありません。パスワードのみ自分で設定したパスワードを入力します。

 

設定画面でサーバー名、タイムゾーン、Webインタフェースのテーマを選択し、「次のステップ」をクリックします。

 

これまでの設定内容に間違いがないかを確認します。

修正がある場合は「戻る」をクリックして該当箇所を修正します。

 

インストール完了画面が表示されたらインストール完了です。

「終了」をクリックするとWebインタフェースのログイン画面にリダイレクトします。

 

ログイン画面が表示されたら、デフォルトの管理者ユーザーでログインします。

デフォルト管理者のログイン情報は、ユーザー名「Admin」、パスワード「zabbix」です。

 

ログイン後、下記のダッシュボード画面が表示されていればOKです。

 

以上がZabbixのインストール手順です。

 

事前にDBをインストール・起動しておくこと以外は、基本的にZabbix公式の手順に沿っていれば特に迷うところなくインストールできるかと思います。

 

今回はここまでとし、Ubuntuを監視対象に追加する部分は次回の記事で書いていきたいと思います。

 

では。

完全国産のRHEL/CentOS互換OS「MIRACLE LINUX」を使おう【Part1】

 

こんにちは!

今回は仕事でも使うことになりそうな、RHEL/CentOS互換の完全国産Linuxディストリビューションである「MIRACLE LINUX」についての基本とインストールについて書いていきます。

 

本記事の目次は以下のようになっています。

 

1. MIRACLE LINUXについて

1.1 MIRACLE LINUXとは

MIRACLE LINUXはサイバートラスト株式会社が開発・提供している国産のRHELRedHat Enterprise Linux)/CentOS互換のLinuxディストリビューションです。

 

RHELではサブスクリプション費用がかかっていましたが、MIRACLE LINUXは無償で使用可能です(サイバートラスト社によるサポートは一部有償)。

 

サイバートラスト社のMIRACLE LINUX公式ページは以下をご覧ください。

www.cybertrust.co.jp

 

1.2 基本情報

1.2.1 提供バージョン

サイバートラスト社によって提供されているMIRACLE LINUXのバージョンは、2023年12月時点で8系と9系となっています。

 

isoイメージをダウンロードしたい場合は以下よりダウンロードできます。

www.miraclelinux.com

 

1.2.2 動作仕様

動作仕様は8系と9系で多少の違いがあります。特に、8系ではメモリの最小要件が2GBであるのに対し、9系では4GBとなっています。

 

動作仕様詳細は以下のページをご覧ください。

www.miraclelinux.com

 

1.2.3 提供レポジトリ

提供レポジトリはインストール時点で「BaseOS」と「AppStream」となっていますが、そのほかのレポジトリも対応しています。

お馴染みの「EPEL」レポジトリにも対応しており、動作確認済みということです。

 

MIRACLE LINUXでEPELをインストールする場合は、EPELの公式サイトにある通りRPMから直接インストールすることで使用可能になります。

docs.fedoraproject.org

 

1.2.4 動作確認済み情報

SEとしてOSを使うときに気になるのは、動作確認済みでサポートされているかどうかですよね。

MIRACLE LINUXでは下記ページに書いてあるものが動作確認済みとなっています(2023年12月確認時点)。

 

www.cybertrust.co.jp

 

9系はまだ新しいからか、基本的には8系が中心となっています。情報としては古い可能性もあるため、最新の動作確認済み状況については直接サイバートラスト社に問い合わせてみるのが良さそうです。

 

個人的によく使う HPEのDL360 Gen10やVMware ESXiなども8系ですが確認済みということなのでひとまず安心です。

 

2. MIRACLE LINUXインストール

ここからは実際にMIRACLE LINUXのインストールを行なっていきます。

バージョンは提供されている最新の9.2、Virtual BOX上にインストールしていきます。

 

isoをマウントして起動し、GRUBのメニューが表示されたら「Install MIRACLE LINUX 9.2」を選択します。

 

インストールが面が表示されたら「日本語」を選択して「続行」をクリックします。


インストール概要画面が表示されるため、ここから詳細を調整していきます。

 

まずはソフトウェアの選択です。

デフォルトでは「サーバー(GUI使用)」が選択されていますが、今回はサーバーとして使うことを想定してインストールしていくため、「最小のインストール」を選択します。

アドオンは「標準」「開発ツール」を選択し、選択し終わったら「完了」をクリックします。

 

続いてインストール先(パーティション)の設定です。

自動構成にしてもいいですが、今回は「カスタム」にして自分でパーティションを細かく設定していきます。

 

今回は以下のようなパーティション構成とします。

  • /boot/efi:1GB
  • /root:30GB
  • swap:4GB
  • /home:残り全部

 

作ったVMではEFIブートを有効にしているため、/bootではなく/boot/efiパーティションを作成しています。

1GBというサイズは比較的大きい(512MBぐらいが通常)ですが、後々カーネルを自分でコンパイルしたりとした際にinitramfsが膨らむ可能性を考慮して大きめにしています。

 

 

設定が完了して「完了」をクリックすると、以下の確認画面が出るため「変更を許可する」をクリックするとパーティションの再構成が行われます。

 

続いてホスト名とネットワーク設定です。ここはお使いの環境に合わせて変更が必要かと思います。

ホスト名は「Miracle-Linux」としました。

 

最後にrootパスワードの設定を行います。

パスワードによるroot SSHログイン許可は任意ですが、チェックを外した場合にrootで直接ログインしたい場合は個別でsshdの設定が必要になります。ここではチェックを外しておきます。

設定が終了したら「完了」をクリックします。

 

設定が完了したら最終的に以下のようになるため、「インストールの開始」をクリックしてOSのインストールを行います。

 

インストールが完了するとインストールを求められるので、「システムの再起動」をクリックして再起動を行います。

 

以上でインストールは完了です。

再起動後、一応カーネルのバージョンを確認してみると「5.14.8」でした。

必要に応じて最新の6系までバージョンアップを検討してもいいと思います。

そのうちGRUB関連とも合わせて実施して記事にしたいと思います。

 

今回の記事はMIRACLE LINUXについての基本情報とインストールについてでした。

インストールはRHELCentOSとほとんど変わる部分はないので慣れている方にとっては大した話ではなかったと思います。

 

では。